じゅんさいの栄養と健康効果

じゅんさいの基礎知識

 

 

じゅんさい(純菜)は、スイレン科の多年生水草で、食材としては幼葉や若芽の部分を使います。水草の一種ですから、深さ80cm~1m程度の淡水の沼、池に生息しており、丁度ハスの葉と同様に水面で丸い葉を広げています。

 

 

昔の日本では各地に自生していたようで、古くから「ヌナワ・沼縄」とも呼ばれて、食用として利用されていた歴史があります。ただ現在の環境下ではその姿はほとんど見ることはなくなり、東北地域で栽培されたものが出回っています。

 

 

じゅんさいで食用となるのは前述の通り、まだ葉が開く前の蕾のような芽の部分、茎、花のつぼみを摘み取った(手作業)となっています。特にじゅんさいは秋田の特産ということで、秋田県では「採り子」が木舟を浮かべてじゅんさいを収穫している風景が初夏の風物詩として愛されています。

 

 

京都では深泥池、北海道では大沼国定公園というような沼地(大沼三湖のひとつであるじゅんさい沼)のじゅんさいがありますが、やはり秋田県の三種町(以前の山本町)が産地としては有名で、全国の約90%を占めているそうです。

 

 

ただし、最近は中国からの安い輸入品も増えて価格が下がり、産地での生産量が年々減少している傾向にあります。日本的な料理にピッタリのじゅんさいをもっと活用したいものです。